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コラム

所有不動産記録証明制度を活用するために!制度についてよく理解しよう!

相続においては、被相続人の遺産をすべて把握することが大切です。
その際に、所有不動産記録証明制度が役立ちます。

今回は、所有不動産記録証明制度の利点と弱点について解説します。
相続した遺産の中に不動産がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

□所有不動産記録証明制度とは?

所有不動産記録証明制度とは、個人が登記名義人として記録されている不動産の全一覧を、法務局から正式な証明書として取得できる便利な制度です。
この制度を利用することで、相続が発生した際に故人が所有していた不動産の詳細を明確にできるため、相続手続きをより円滑に進められます。

*名寄帳との違い

所有不動産記録証明制度と同様に、名義人となっている不動産を調査する方法として、名寄帳があります。
名寄帳は、各市区町村が管理している地域内の不動産所有者の名簿であり、地域限定での不動産情報を確かめられますが、全国規模での情報取得には限界があります。

所有不動産記録証明制度によって、特定の名義人が所有する不動産の情報を全国どこからでも一覧で確認できるようになったことで、相続財産の調査漏れを防げるようになるのです。

□所有不動産記録証明制度の弱点を解説!

所有不動産記録証明制度は、不動産所有者の情報と所有物件に関するデータを管理する重要な仕組みです。

しかし、この制度は完璧ではなく、特定の弱点があります。
1つの大きな問題は、所有者の情報が最新ではない場合、つまり、氏名や住所が変更されていてもそれが登記簿に反映されていない場合です。
このような状況では、記録されている情報と実際の状況との間に齟齬(そご)が生じ、正確な所有者を特定することが難しいです。

さらに、相続が発生したが相続登記が完了していない不動産の場合、記録から漏れる可能性があります。
これは、所有権が正式に移転されておらず、制度上での所有者として認識されないためです。
こうした問題は、不動産の正確な管理を難しくし、場合によっては法的な紛争の原因にもつながります。
この問題に対応するためには、所有者やその相続人が、名前や住所の変更、相続に伴う登記など、必要な手続きを適時にすることが必要です。

□まとめ

所有不動産記録証明制度は、相続手続きにおける便利なツールです。
相続手続きをする際には、所有不動産記録証明制度を利用した正確な不動産情報の把握と、適切な登記手続きをすることが、スムーズに手続きを完了する上で大切です。

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