不動産を相続する際に必要な準備って?書類と手続きをわかりやすく解説
不動産を相続することになったけれど、手続きが複雑で不安を感じている。
「一体、どんな書類が必要なの。」
「相続手続きは、どのように進めていけばいいの。」
そんな悩みをお持ちのあなたのために、不動産を相続する際に必要な手続きと書類を、具体的な例を交えながらわかりやすく解説します。
□不動産を相続する際の手続きをステップごとにご紹介
不動産を相続する際には、遺言書の確認、相続人の確定、財産特定、遺産分割協議、相続登記、相続税の申告・納付など、さまざまな手続きが必要となります。
これらの手続きを、ステップごとに説明します。
1:遺言書の確認
相続が発生したら、まず最初に遺言書を探しましょう。
遺言書があれば、原則としてその内容に従って相続が行われます。
遺言書がない場合は、法定相続分に基づいて相続が行われます。
2:相続人の確定
遺言書の有無を確認しながら、相続人を確定します。
相続人を特定するためには、被相続人(亡くなった人)の出生から死亡までの戸籍謄本を取り寄せて調査します。
3:財産の特定
相続人が確定したら、被相続人の財産を特定します。
不動産があるかどうかは、市区町村から届く固定資産税の課税明細書を確認しましょう。
4:遺産分割協議
遺言書がない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行い、相続財産の分け方を決めます。
遺産分割協議書を作成し、相続人全員で署名・捺印します。
5:相続登記
不動産を相続する場合には、相続登記を行い、被相続人名義の不動産を相続人の名義に変更します。
相続登記には、相続登記申請書、登記事項証明書、遺産分割協議書などの書類が必要です。
6:相続税の申告・納付
相続税の申告・納付期限は、相続開始を知った日の翌日から10ヵ月以内です。
相続税の申告・納付を忘れずに済ませましょう。
□不動産を相続する際に必要な準備するべき書類
不動産を相続する際には、相続登記に必要な書類を、遺言による相続、遺産分割による相続、法定相続分による相続のそれぞれの場合について解説します。
また、それぞれのケースで必要な戸籍謄本の種類や、注意すべき点についても説明します。
1:遺言による相続
遺言書がある場合には、原則としてその遺言書に記載されたとおりに相続登記を申請します。
遺言書に基づく相続登記に必要な書類は以下のとおりです。
・ 遺言書
・ 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本(除籍謄本、改製原戸籍を含む)
・ 相続人の戸籍謄本(不動産を取得しない相続人も含む)
・ 印鑑証明書
2:遺産分割による相続
遺言書がない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行い、不動産の取得者を決定します。
遺産分割による相続登記に必要な書類は以下のとおりです。
・ 遺産分割協議書
・ 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本(除籍謄本、改製原戸籍を含む)
・ 相続人の戸籍謄本(不動産を取得しない相続人も含む)
・ 印鑑証明書
3:法定相続分による相続
遺言書がなく、遺産分割協議もまとまらなかった場合は、法定相続分に基づいて相続登記を行います。
法定相続分による相続登記に必要な書類は以下のとおりです。
・ 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本(除籍謄本、改製原戸籍を含む)
・ 相続人の戸籍謄本(不動産を取得しない相続人も含む)
・ 印鑑証明書
□まとめ
不動産を相続する際には、遺言書の確認、相続人の確定、財産特定、遺産分割協議、相続登記、相続税の申告・納付など、多くの手続きが必要となります。
相続登記に必要な書類は、遺言による相続、遺産分割による相続、法定相続分による相続によって異なります。
それぞれのケースで必要な書類を事前に準備しておけば、スムーズに相続手続きを進められるでしょう。
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